2021年09月15日

デフォルマシオン deformation U

こやまわくわく洋画教室のPainter & AdviserのReikoです。

絵画制作にあたっての《デフォルメ》は
主題をより効果的に表現
(簡潔に表現することにより
情景や気持ちが象徴化され、表現したいことがより明確化
)
していくために、
中心となるもの表す形
色彩 などを整理し、
単純化、 省略、 強調 したりし、構成を考えるのですが、
何を強調し、何を省略して表すかを選ぶことが
重要と思います。

星2単純化とは
ものの形や色の本質的要素を取り出し概略的に表すこと。
星2省略とは
不必要なものを省き、必要なもののみを表す。
星2強調とは
対象や色彩•線をより強くしたり、
形を変えたりし、特徴や表現効果を
いっそう際立たせること。

などなどを考えながら制作を進めていくと
良いと思います。

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《ガンバレ アルビ》(版画•厚地 富美子)

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2021年08月30日

デフォルマシオン deformation T

こやまわくわく洋画教室のPainter & AdviserのReikoです。

デフォルメって? とのご質問がありますので簡単に。

デフォルメは
本来のフランス語では誇張や簡略化の
意味はなく、力学などの『変形』という
意味とのことですが、
日本では
造形で構成上や主観的感覚の強調も含め、
また単純化も含めて変形することを言うようです。
そしてあくまでも作家の美の反映として
意図した造形表現のみをデフォルメといいます。


16Cにはマニエリスムといわれる
均衡美をこわす絵画様式が流行し、
引きのばされた人物を
エル•グレコが描いてます。

ところでマティスの作品ですが
人物をはじめとして、
いろいろシンプルな造形は心ひかれます。
パリの壁画《ダンス》は素晴らしいですね。
マティスは1911年に、ロシアのイコンの
色彩と表現に感銘し《背中》の彫刻で1909〜1930年迄
4回にわたり単純化を試みています。
そして70歳代には「切り紙絵」という技法で制作しました。
長い時間をかけて創りあげた造形、素晴らしいですね。

また日本の江戸時代の浮世絵には
とてもシンプルで魅力的な線がたくさんありますし、
近代の日本の漫画やアニメのキャラクターは
デフォルメされたものが多いようですね。

紙や画材を変え、一つのものをいろいろな形で
デフォルメするのも楽しいですね。

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《流星》(版画•厚地 富美子)

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2021年06月15日

cloisonnisme クロワゾニスムって? 絵画表現のこと

こやまわくわく洋画教室のPainter& AdviserのReikoです。

制作にあたって 何を描くか決めたら
表現をどうするか、例えば
立体表現にするか、
平面的表現にするかを考えます。
日本人には平面的表現は歴史のある
身近なものですね。

クロワゾニスムという絵画表現は
ステンドグラスやエマーユでの
色を区切る境界線のことですが、
この表現は形態を解体した 印象主義に対し、
立体感、質感、固有色をなくし、
平たい色面でとらえ、
単純化された太い輪郭線で囲む ゴーギャンを中心とする
19C末のフランス象徴性を絵画にもとめた
総合主義 synthetism の手法で、
当時流行の日本の浮世絵の影響ともいわれています。

ところで
色ガラスを窓や天井に利用することは
7C頃から 近東で大理石板に穴をあけ、
ガラス片をはめて、採光と装飾を兼ねて
用いられていましたが、
11Cに西ヨーロッパに伝えられ、
教会堂建築に不可欠なものとして発展していきます。

その後19C後半〜20Cに
レジェ、マチス、ルオーなどが建築に
ステンドグラスを活用します。

この ステンドグラスとは
銅、鉄、マンガンなどを利用し、
色を焼き付けたガラスという意味ですが、
一般にはガラスをI字の鉛のジョイナーでつないで
図像を表したガラス窓を言います。

色の組み合わせをいろいろ考え、
平面的な表現をするのも楽しいですね。

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《『カメ』ガラス絵•小学校2年生》


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2021年06月07日

ガラス絵のこと

こやまわくわく洋画教室の Painter & AdviserのReikoです。

2021•5•1〜5•9 於 砂丘館 ギャラリー蔵 での
《游》展で ガラス絵はキレイと好評でした。星2


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ところでガラスの起源はエジプトとか。
透明ガラスは西洋でBC2000年頃から
製造され始めたそうです。
日本では弥生時代からガラスが使用され、
製造は3C〜の古墳時代とか。
また正倉院にガラス製造法の古文書があるそうです。

16Cにザビエルが鏡や望遠鏡を最初に日本に紹介。
(ビードロ吹き)は浮世絵版画にも残されていますね。
そして19C初 にステキな江戸切子の登場となります。

また西洋では近代ガラス工芸として
19C末のアールヌーボーのガレが登場します。

ところでガラス絵の一つである装飾画は
江戸末期に日本に伝来。
浮世絵作家の余技から庶民に流行したそうです。

このガラス絵は絵の具がガラスに定着するので
色が光沢のある美しさに見えます。
作製法は原画を逆に、その上にガラスを置いて
通常の最後の仕上げを先に、地塗りを最後にします。
*先に下絵をしっかり描くと失敗しないと思います*
絵の具は油絵の具•アクリル他。

小さな額を買ってガラス絵を描くのも楽しいですね。

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(《宙•時のなかで》ガラス絵•小山玲子)



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2021年05月10日

《游》展 作家紹介

こやまわくわく洋画教室のPainter&AdviserのReikoです。

ダイヤメンバー作家紹介

星2 小山 玲子

故富川潤一先生に師事。 京都造形芸大(現•京都芸大)で洋画を学ぶ。
《游》展には1999年から出展を続けています。

〖コンセプト〗
時の中で、生命は宇宙の彼方から形を変えながら来た
不確かな すぐに失われてしまうものともいえます。
《平和》のコンセプトにも通じることですが
この生命のほんの一時の輝きを思い
〖宙 (時の中)〗としての表現を模索しながら
制作を重ねています。


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《宙 (時の中で) 》 小山 玲子
キャンバス 混合技法 • ガラス絵


星2 岩本 スミ

故富川潤一先生に師事。
1999年より《游》展に ほぼ皆勤出展。

〖ネコを擬人化し、時の事象を表現し続けています。
また日常で気づく事や大地の恵みの制作を続けています。〗


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《 自粛 他 》•油彩 岩本 スミ



星2 舎川 啓子

大学で服飾美術を学ぶ。
游展には2001年より毎年出展。

〖コンセプト〗
《 色彩 と 造形 》をコンセプトに
卓上静物や人物の制作を重ねています


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《 赤い花 》舎川啓子
F8 キャンバス 油彩


星2 厚地 富美子

2007年より《游》展に毎年出展。

木版画歴 50年近く。
〖生活の中の人を いろいろな角度から表現〗
また、〖古代遺跡や遺跡につながる《宙(そら)》〗を
制作し続けてきました。



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(《 どっちにしようかな 》• 版画) 厚地 富美子



星2小林 哲夫

故富川潤一先生に師事。
(1955年3月に中学の恩師で画家の富川潤一先生の門をたたき、
本格的な絵画の指導を受ける。)

主に〖自然讃歌の風景〗を描き続けてきました。

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《 》 小林 哲夫
キャンバス 油彩


星2 濱口 里恵子

故富川潤一先生に師事

〖コンセプト〗
人物や静物の造形を長年続けてきましたが、
5年程前より、
〖しあわせって何? 青い鳥をテーマに〗制作を重ねています。




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《 青い鳥 》 濱口 里恵子
F50 キャンバス 油彩


星2 五十嵐 藍子

游展には2018年より出展。東北芸術工科大学では日本画を学ぶ。

〖《mind》《生》など
テーマを探りながら制作していきたいと思っています。〗

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《 継 》 五十嵐 藍子
(22.9×30.5 キャンバスボード アクリル)


星2 蓮尾 卓行

游展には2016年より毎年出展。

〖テーマ〗
《 さまざまな 内と外 を考えながら制作をしています。》


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《 内と外 》
蓮尾 卓行 (キャンバス アクリル)


ダイヤ その他のメンバー(1〜2点展示の参加者)

*宇 田 和 美

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《 宵 桜 》 写 真


* 荻 野 ともか

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《 一 歩 》
fF30 油彩

* T K

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《》
F50 油彩



* 西 山 みち子

星25年程前から 四季の子どもの日常を
表現できたらと いろいろな画材で制作を続けています。


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*渡辺 円太

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(《夏》F4 油彩 渡辺円太)


*猪股 香織


游展には2017•2018•2019参加

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《 か•お•り 》 F30 コラージュ


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2021年02月01日

良寛没後190周年記念展『富川潤一 展』ご高覧ありがとうございました。 (会場風景は掲載してます。)

こやまわくわく洋画教室のAdviser&PainterのReikoです。

良寛没後190周年記念展
〜良寛のこころを描き写した画家〜
『富川潤一』展が 終了致しました。

きらきら〖書〗と〖画〗の組み合わせが
ステキな会場風景でした。


星2 館長さんのメッセージ
『見ごたえのある作品の数々です。』



《時》 2020年 11月 3(火) 〜
2021年 1月31日(日)

《場所》 出雲崎町 良寛記念館

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スパーク2(キラリマーク) 会場風景(一部) ご紹介スパーク2(キラリマーク) (良寛記念館の許可を得て掲載してます。)


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まだまだたくさんの作品が展示されています。

詳細 良寛記念館 HP
http://www.ryokan-kinenkan.jp/gallery/

御高覧いただき、ありがとうございました。
良寛記念館での またの企画時をお楽しみに。


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2021年01月20日

抽象 abstract art のこと U

こやまわくわく洋画教室のAdviser & PainterのReikoです。

初めての抽象絵画の制作を
どの様にしたらのよいのかとのご質問
をいただくのですが、
取り敢えず 興味のあるものを見て 感じて、
形•色•テクスチャーなど
おもしろいと思うものを見つけ出し、

なぜそう感じるかを分析、
そして形や色をいかに扱うかを考えて

ドローイングからエスキースへと表現に
つなげていきます。
ところで
色や形を造形的に利用した
抽象的なパターンの繰り返しによる装飾は
古代よりあり、それらはとても魅力的で
興味深いですね。
また
風景や建物に抽象形を見いだせると思いますが
抽象画の制作は形や色彩の再配置を
スケッチを基にした方が制作しやすいように思います。
また床の上の静物群を上から見下ろすと
形のパターンと見えたり、
いろいろな植物が生え、葉が繁っているのを
画面いっぱいに拡大して描くと、抽象化できますね。
また
抽象作品を制作時は、 色やテクスチャーが
重要に思います。


星2きらきら抽象表現が行われる時には
生活上の体験や目に見える世界の刺激が出発点になり、
想像されたものともいえ、
人間が自然からは離れられず、その為
哲学との接点があると考えられています


ダイヤダイヤ私は、抽象は、
具体的な対象を描くのではなく、
目には見えない精神的なものを画面に描きだすので
時代的なもの、個人の感性や考え方が作用するものと
考えています。

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《 ときのなかで •花 》小山 玲子
紙 に アクリル

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抽象 abstract art って? T

こやまわくわく洋画教室のPainter& AdviserのReikoです。

アトリエを訪ねて下さった方々が
『抽象って?』
お話される方が多いように感じますので簡単に。

抽象絵画のことは取り敢えず、海外の
20世紀の作家の作品変遷をみるのが
わかりやすいかもしれません。

ところで色や形を
目に見える世界の再現のためではなく、
抽象的な世界を追求するようになるのは
第一次世界大戦の直前といわれ、
イギリスの評論家 ウォルター•ペイターの
『あらゆる芸術は
常に音楽の状態にあこがれる。』
という言葉は有名ですね。

純粋な色彩とフォルムからなる抽象は
印象主義のモネの晩年の作品が
抽象化へのきっかけとなり、

20世紀の絵画において、抽象絵画の展開は
最大の革新といわれています。


その先駆としてブラックやピカソの
《分析的キュビズム》の登場
や、
(分析的キュビズムとは
対象を様々な視点からとらえた
複数の視覚像を一つの画面に描いたり、
そのような視覚像を
単純化した形態により、
画面を再構築しての表現のこと。
)
ドイツ表現主義の青騎士などから
幾何学的な抽象絵画への
多様な展開となりました。

熱い抽象ーロマン主義的•表現主義的と言われた
自然を着想源として 抽象絵画へと展開していった
クレーは

(クレーの作品は単なる色彩構成ではなく、
哲学であり、風であり•••。と言われ、
人気がありますが)
《オルフィスム》をもっともよく実現したとされる
ドローネの
作品を
『それ自身で充足した絵画を想像することにより、
単純なやり方でキュビズムの疑問を解決した』と
記録しています。


また熱い抽象といわれた
ワシリー•カンディンスキーは抽象絵画の父と言われ
抽象の出発とされる1910年頃の復活と
終末をテーマとした
《コンポジション》の作品は
自らの解釈に忠実に描かれ、
均衡のとれた画面で、完全抽象です。
またヒューストン、ロスコチャペルの連作が
代表作である抽象表現主義のマーク•ロスコは
色面絵画へと導きました。

モンドリアンの
純幾何学的•主知主義的ムーブマンは
レイヨニスム、ロシアのアバンギャルドへと。
そして
描く行為の痕跡を問題とした
アクションペインティング
のポロック、
また絵画の根源を提示しようとした
ミニマルアート
他、多様に発展していきます。


ダイヤダイヤ私は抽象することは、
抽象を目的とするものではなく、よりよく
自らのものとすることと考え、制作しています。



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〖《宙》ときのなかで 〗小山 玲子
紙 • アクリル

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2021年01月02日

2021年は丑年 ☆

こやまわくわく洋画教室のPainter&AdviserのReikoです。
教室を始めてから今年は9年目に入ります。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年は丑年ですね。
草木も眠る丑三つ時 は午前一時から三時。
怖いものが出る話も丑寅の鬼門によるのかもしれませんね。
ところで
家牛は、
農業が存在していたと考えられる
紀元前5000年頃、西アジア地方で
始められたそうですが、
日本には7世紀 孝徳天皇の時代、
滋薬として牛乳が伝えられたそうです。
(一般には 乳牛は明治になってから。)

古代で牛は、農耕で貴重であり、
神々の使いの神聖獣として崇拝され、
闘牛も年占いの神事として発生したそうですが、
そのほか 牛神祭、牛の祇園、牛の菖蒲などの
神事がありますね。
また牛は豊作をもたらすものとして、
牛石や牛ヶ渕など、
水にまつわる伝説があり、
また時の流れの中で、
牛頭天王(ごずてんのう)、
スサノオノミコトなどを巻き込み、
さまざまな牛鬼の伝説を
各地に残しています。
また 神の使いである丑は
自分の体の悪い部分を撫でて平癒を祈る
〖撫で牛〗となり、各地にありますね。
そしてその〖撫で牛〗の頭には
七福神の中の大黒天がいらっしゃるとのこと。
〖大黒天はヒンズー教のシヴァ神
《 マーハ(=大)•カーラ(=時又は黒)(護法善神)》
の異名が仏教に取り入れられたものだそうです。〗

ところで 信州中野の土人形は
江戸時代に伏見人形を模して
作り始められたそうですが、
私が信州中野で20年程前買い求めた、
臥牛の上に大黒天が座している土人形は
おもしろく、歴史を感じます。


星2疫病平癒を願いながら、子供達が干支人形を
描きましたのでご覧いただければ幸いです。


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《 信州中野の土人形 》
(小学校5年生)


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(小学校4年生)


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(小学校3年生)


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(小学校2年生)


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《 京都の干支人形 》
(小学校1年生)


きらきら星2
良い年になりますように星2きらきら


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2020年12月03日

色いろいろ X 色の感覚的機能って?

こやまわくわく洋画教室のPainter&AdviserのReikoです。

19世紀半ば以降、写真の登場により
表現を重視する近代絵画が確立し、
20世紀の表現主義や抽象絵画の
台頭となりましたが、
スーラは《 サーカス 》などで
色彩の感覚的機能を理論化し、
表現しました。

また
色彩には暖かさ、冷たさを感じさせる
一般的に暖色•寒色といわれる
感覚的機能もありますね。


ところで
色彩は絵画においては、
同じ色であっても、
顔料の性質の違いや、
その媒材(水•膠•油 等)の違い、
また支持体( 紙•キャンバス•板•漆喰壁 )の
違い等により、
色は異なる結果を生みます。
そしてマティスは
『《 1cm のミドリと 1u の ミドリ》は
同じミドリでも別のものだ。』と
語っています。

また印刷物と原作は
違う感じに見えますね。

機会がありましたら是非
いろいろな作家の原作を観て
いただきたいなと思います。



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'98 《 etude 》 F8 油彩
小山 玲子


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